One year after opening the group 着任一年

 11月1日で、ノルウェーのテニュアトラックポジョンに就いて一年経ったので、学部長との面談がありました。研究・教育・国際交流などは評価してもらえているようです。一方でノルウェー語の進捗度合いを聞かれ、勉強中ですと言うと、会話をノルウェー語に切り替えられてしまいました。ゆくゆくはノルウェー語で学部教育をしてほしいようです。しかし欧州言語が母語でない人間が、三十歳を超えてから習う第二外国語で教育をできる程度になる、というのは、よほどの特殊能力がいるのでは……という気がしますが、どうなのでしょうね。現在私のノルウェー語会話能力はA2(英検2級程度)で日本の高校生の英語程度らしいですが、とてもそんなに喋れる気はしません。

 自粛生活が解禁されたこともあり、ここのところ、リーダーシップや学生教育の研修がたくさんありました。学内で一日で終わりそうなものであっても、なぜか片道一時間半のホテルまで取って、昼食から夜の会食を挟んで昼食まで二日がかりで行われることも多いのです。そうすると朝から晩までずっと社交的でいないとならず、けっこう大変です。余りに疲れ果ててその後一週間使い物にならなかったので、あまりたびたびは繰り返せないと感じました。学会などだと、ずっと議論しているわけではないですし、人に疲れたら適宜ホテルの自室に戻ってぼーっとしたりできるのですが。今後は何らかの調整が必要な気がします。そういう特性の人は、多数ではないにしろ。一定数いるのではないかと思いますが、どうしているのかなと思います。おそらく比較的そういったことに融通がきく社会のはずなので、長く働くためにも良さそうな方法を探っていきたいと思います。それにしても、オスロから電車で数分ですぐにのどかで自然豊かな風景が現れるのは興味深いです。