年に一回、二日間の、研究所全体のセミナー旅行がありました。今回はバスで二時間のスウェーデンのBrastadに行きました。登録者は39人で、一人風邪でお休みでした。バスで橋を渡っていくとスウェーデンに着くのですが、スウェーデンへの国境では、特に全く検問も何もないので驚きました(ナイアガラの滝では、アメリカーカナダ間でパスポートやビザ書類を見せなければならず、列ができていました)。
まず、博士課程の学生たちによる、研究経過の発表がありました。こういう場だと定期的に学生の発表を見られるので、同じ人の発表を去年と今年で比べると、中身もやり方もとてもうまくなっている人がいるので感心します。一方で「愉快な発表賞」や、「画像が美しい発表賞」などは、同じ人が連続して取ることもあるので、センスや才能がものをいう部分もあるかもしれません。仕掛け絵本のような、伏線やどんでん返しのある発表は、なかなか真似できないなあと学ぶところが多いです。
午後の懇親会ではフリスビーゴルフというものにトライしたのですが、フリスビーがなかなか長い距離を飛ばず、飛ばず、藪の中に突っ込んだりして、ワースト運動神経賞というのを貰いました。雨が降ったり止んだりだったので(天気予報は「晴れ」「確度が高い」などと言っていたのに)、靴がずぶ濡れの上に草と泥まみれになりました。靴は洗って拭いて、中敷きをとって、部屋で扇風機をかけっぱなしにしておきました。仕方がないので、ワンピースとスパ用サンダルでディナーにいきましたが、薄暗かったので特に足元は目立たず助かりました。
スパでは十種類以上のさまざまな浴槽がありました。同僚と水着でスパに入る文化というのにびっくりして、当初は一体どうしようかと思ったのですが、体型はもとより、怪我や傷にも誰も全く言及せず、ジロジロ見たりしないので、成熟していていい文化だなと思いました。四角いお風呂にみんなで浸かってぼーっとするのは、こたつに入ったり囲炉裏を囲んだりして話をするのにも似ているように思います。その後、冷たい海に飛び込む人もいましたが、かなりヒヤヒヤしました。
二日目は主に博士学生用の文章講座を、大学のライティングセンターの人を招いて開いてもらいました。学生たちには評判が良く、すぐにライティングセンターに予約をとっている人もいたので良かったです。教員側には、執筆の各段階で生じる学生の行き詰まりを全部自分で解決しようとしなくても良く、外部の専門家の助けを借りられる、ということがわかったのは良いことだと思いました。
